今の仕事に何が足りないのか、考えてみた。
もちろん、自分の努力や才能が足りないという部分もある。
それ以外にも色々あると思うが・・・
まず、initiativeとincentiveが足りていないのではないか、と思う。
現状、initiativeは望むべくもない。
技術屋の妄想が受け入れてもらえるような土壌ではないからな・・・。
(得てして、『こうしたい』という理想はあっても、それをうまく伝える術を技術屋は持たない。そういったことを理解して、組み上げてくれる人間が必要なのだ。)
無形の技術よりも目の前の数字が大事。
これはどこの職人にとってもジレンマだろう。
(ある意味「当然だ」と言われれば、返す言葉が無い。少なくとも雇われの身では・・・。)
また、社としての顧客に対するinitiativeが取れていないことも気になる。
ご機嫌を取ることばかりで先導できていない。
残念なことに、全体の知識・技術のレベルが足りていないのだ。
(そして、それを補おうという意識が足りていないのだ)
皆、頑張ってはいる。しかし、クライアントの一歩先をリードしていける人間はいない。
当然だが、こんな現状を変えようという努力の足りない自分にも責任がある。
しかし、ただでさえパンパンで、ともすれば心身衰弱気味の自分にそんな余力はない、とだけ言い訳を言って逃げておく。
(本当は、もう少し余力はある。だが、それは個人としての幸せのためにとっておきたい)
で、incentiveだ。
もちろん、金銭的な話は必ず出てくるだろう。
だが、正直こんなご時世だし、これ以上の報酬が欲しいとは言える状況ではない。
今言いたいのは、メンタル的な部分。
クリエーターにとって、制作意欲の枯渇は『(職人としての)死』を意味する。
仕事だからとか、お金をもらっているからとか、そういった問題とは別の次元の話だと思う。
お金さえもらえれば、なんでもやるかというと、人間はそういう生き物ではない。
そして、そういう考えのもとおこなわれた『仕事』の質は、当然高くはならない。
『いい仕事』の基準は人それぞれ違うだろうし、自分一人が満足するだけなら、ただの自慰だ。
だが、目指したい(少なくとも、より高みを目指す)方向性はあるはず。
こっちへ行くよっていう方向性があって、ある人はそれは違うと言って別れ、またある人は自分もそっちへ行きたいと言ってやってくる。
職場とはそういう場ではなかろうか。いや、そういう場であって欲しかったのだ。
現状は方向性自体がない。
もとい、方向性を定めないという方向性なのかもしれない(苦笑)
自分には、それを変えるだけの力、人を動かす力は無い。
クリエーターの意欲が低下している現状が、ものすごく自分の健康を害している。
これは間違いのないこと。
生意気なことを言うようだが、このままじゃ未来がない。
もっと仕事に『楽しみ』がないと、絶対にうまくはいかない。
なんだか愚痴っぽくなってきたから、このへんにしたいと思う。
こんなことを書いておいてなんだが、自分自身は高い意欲を持ちつづけている(もちろん、『自分のための仕事』に対してだが・・・)